2023.11.22 「離婚後共同親権から子どもを守る」実行委員会 院内集会に参加
本日は、下記記事の「「離婚後共同親権から子どもを守る」実行委員会 院内集会」に参加しました。
![](https://i0.wp.com/www.sankei.com/resizer/PbAcUyMOc1fsceq0p9Nfd2Q6V-M=/1200x0/smart/filters:quality(40)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/4VNPTXEWNBKPNNGR6UBRLPWZOM.jpg?resize=653%2C416&ssl=1)
共同親権に関する報道の多くは、共同親権を求める別居親の立場からの意見が大きく扱われてきました。
一方で、共同親権に反対するDV被害者や虐待を受けてきた方の意見は、あまり報道されてきませんでした。
DV被害者は、逃げ隠れしているために、なかなか表だって意見が言えません。
今日は、勇気を出して当事者が声を上げてくれました。
離婚によって、DVや虐待から逃れて、平穏な日々を過ごせるようになった人がいます。
離婚したのに、元配偶者の影におびえて暮らしている人もいます。
共同親権が導入されると、離婚によって被害から解放された人たちの生活が根底から崩されたり、今以上に生活に介入されてしまいます。
離婚後も協力して子育て、という理念は良いと思います。
しかし、協力出来る人は、現行法で既に協力して子育てをしています。
協力出来ない人たちに、共同決定を強要するような共同親権は、子に利益がなく、害しかもたらしません。
拙速な共同親権を進めることは止めてほしい。
また、民法は「成年に達しない子は、父母の親権に服する」と、親が子に服従することを強いています。
強い従属関係を定めた民法の規制を変え、そもそも親権とは何かというところから議論してほしいと思います。
![](https://i0.wp.com/shirai-norikuni.com/www/wp-content/uploads/2023/11/「これでいいのか共同親権」11月22日チラシ1.png?resize=724%2C1024&ssl=1)