2021/7/14 「印旛衛生施設管理組合 汚泥再生処理センター」視察

印旛衛生施設管理組合議員になったため、実際に施設を見せていただきたいとお願いし、7/14に視察に伺いました。

印旛衛生施設管理組合 汚泥再生処理センター

この施設は、佐倉市、四街道市、八街市、富里市、酒々井町の4市1町のし尿及び浄化槽汚泥を処理する施設です。

管理者・副管理者は、八街市の市長・副市長が担当しています。
これは八街市からの搬入が多いためだそうです。

搬入量は、平成30年度実績で
八街市 38.91%
佐倉市 23.10%
富里市 20.14%
四街道市 14.86%
酒々井町 2.99%
です。
搬入量等のデータより)

人口もあるのでしょうが、酒々井町の比率は非常に低くなっています。
下水道普及率が高いことがその理由と考えられます。

汚泥は、堆肥化し、再資源化するようになっています。
また、臭いも適切に処理しているため、マスクしているせいもありますが、匂いはほとんど気になりませんでした。
ちなみに、堆肥は無料で提供されています。

処理によって出てきた水は、きれいに浄化し、河川に放流します。

施設内はほとんどタンクなどで処理されるため、外部から見れるところは限られていますが、施設のパンフレットを見ながら説明を受けることが、大体の流れは分かりました。

ここの施設は他のところよりも、部品の消耗が激しいそうです。
砂がヤスリの役目を果たしているのではないかということでした。
八街の砂嵐は、家屋にも入ってくると言われるように、砂が浄化槽内にも混入されているのかもしれません。

それから、このセンターが開業当初、酒々井町からの搬入量が多すぎておかしいと言われたそうです。
し尿の料は、1人1リットルくらいの量が通常だそうですが、酒々井町はその5倍くらいの量だったそうです。
どうやら簡易水洗トイレの普及が早かったため、搬入量が増えていたのではないかと言うことでした。

他にも色々お話を伺いましたが、少し気になったのが、災害時の対応です。

まず、自家発電がないため、停電時には停止してしまうそうです。
実際に、令和元年の台風の時は、停電により施設が止まってしまったそうです。
生活インフラなのに長期間使えなくなってしまうと大変なことになると思います。
ただ、自家発電をするには、電力の消費が激しいので難しいようです。
施設の機材を安全に停止するだけの電力は確保することは検討した方が良いのではないでしょうか。

また、避難所などで簡易トイレが設けられた場合に、そのし尿もセンターに運ばれて処理されます。
浄化槽で処理されていないし尿は、処理の負担が大きいそうです。
そのため、量が増えると処理能力を超えてしまうかもしれません。
簡易トイレであっても、下水につなぐとか、固形化するトイレにするなどして、くみ取り式以外の方法を検討する必要があるのかもしれません。

今回話を伺っただけでは、現状がどうなのか、またどういう解決方法があるのかわからないのですが、災害時にどうやってトイレを確保するのかが今後の課題になると思います。

また老朽化が進んでいるそうです。
ここの施設は、近隣の中でも大きい方で、同程度の施設は、市川市や山武市など数カ所だそうです。
もしここが止まってしまった場合は、他市に受け入れてもらうことは難しいという話でした。
具体的な立て替えや大規模修繕の計画は出ていないようだったのですが、きちんと耐久性を考えることは必要だと思います。

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