AIと憲法 利便性と引き換えに脅かされる個人の権利

先週は、富山会の布目さんと一緒に、全青司のzoom研修「AIと憲法 利便性と引き換えに脅かされる個人の権利」の講師をしました。

AIは、膨大なデータから、人間が気付かない物事の関連性に気付くことができます。
そのため、社会に有益なツールとして発展しており、今後ますます社会に取り入れられていきます

ところが、AIは、人格や倫理を持っているわけではなく、入力されたデータから関係性を見いだして、結果を提示するだけです。
その用いられ方によっては、人権侵害をもたらす可能性があります。

例えば、入力されたデータが、現実社会に存在する差別偏見による偏りがあるデータだとしたら、その差別偏見を固定化してしまう可能性があります。
結果的に、低所得層やマイノリティーに不利益が課され、負のスパイラルに陥る可能性があります。

負のスパイラルに関しては、こちらの記事が参考になります
「福祉手当の不正受給者」を予測するAIが“人権侵害”で差し止め

その用いられ方によっては、自己決定権をゆがめ、民主主義にも大きな影響を与える可能性があります。

民主主義への影響については、こちらの記事が参考になります。
トランプ氏勝利へ暗躍した選挙コンサル会社元幹部が語る情報操作の危うさ

なお、未だに日本を技術先進国、AI先進国だと考えている方も多いと思いますが、実際は後進国です。
アメリカ、中国、EUが先進的な取り組みをする中、日本の取り組みは遅れています。
AIの研究、実用化、教育など、全ての分野で周回遅れになっています。

こちらの資料が参考になります。
政策討議(AI戦略) 論点

まだ研究途上なので不十分なところがありまくりでしたが、この問題を考えてもらうきっかけ程度にはなったと思います。

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