千葉でも10代の妊娠相談が増えています。
一斉休校の時から妊娠が増えると言われていましたが、やはりという結果が出ています。
妊娠による悩みは、妊娠・出産するかもしれないという精神的な不安の他に、実際に妊娠していた場合は、出産を選ぶのか、堕胎するのかという命そのものの選択に迫られます。どちらを選ぶにせよ、肉体的、精神的、経済的な負担がのしかかってきます。
また、学生が妊娠した場合、退学を余儀なくされ低学歴による将来収入の低下という問題もあります。
学生出産でも、養育費が保証され、落ち着いたときに学校に復帰するような制度があれば良いのですが、日本はそういうことは全く考えられていません。
緊急避妊薬(アフターピル)へのアクセスが保証されていれば、まだ救いもあると思います。しかし、今の日本には、緊急避妊薬を簡単に入手させまいとする人たちが請託決定をしているため、医療機関にかかる必要があるし、場合によっては数万円の出費になるかもしれない状況なので、簡単に緊急避妊薬を用いることが出来ません。
どんな問題でも、困ったときにすぐに対応できる解決策があることが、望ましいのですが、何故か困難な状態が放置されたままです。
日本は、誰の何を守るために、女性の立場を弱いままにしておくんでしょうか。正直、分かりません。
ちなみに
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