千葉県が特別非常災害の指定から漏れていることについて

台風15号、台風19号と立て続けに台風に見舞われ、各地で大きな被害をもたらしました。

千葉県も台風15号で大きな被害を受け、台風19号により被害か拡大しました。

政府は、被災地の被害が大きかったことを重くてみて、特別非常災害の指定をして、被災者の権利保護を図ることを決めました。

「令和元年台風第19号による災害についての特定非常災害及びこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令」の公布・施行について

ところが、この政令では、対象地域を、「令和元年台風第十九号に際し災害救助法(昭和二十二年法律第百十八号)が適用された同法第二条に規定する災害発生市町村の区域とする」と規定してしまいました。

実は、千葉県は台風15号では災害救助法の適用を受けたのですが、台風19号では災害救助法の適用を受けていません。

そのために、千葉県は台風15号で大きな被害を受け、更に台風19号で被害が拡大したにも関わらず、他の地域と違って保護されないことになってしまいました。

「特定非常災害」に指定を受けると、以下のようなメリットがあります。

・運転免許証の更新時期を過ぎても有効期間を延長できる
・債務超過に陥った場合でも一定期間、破産手続きが開始されない
・法テラス提携弁護士・司法書士へ無料相談が受けられる。

これらのメリットを千葉県だけが受けられないのは、不当であると考えます。

政府には、千葉県も、特別非常災害の指定地域としていただきたいと思います。

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