立憲民主党の総支部長だった今井るるさんが、自民党の推薦を受けて、県議選に出という件について
立憲民主党の総支部長だった今井るるさんが、自民党の推薦を受けて、県議選に出という件について
まず、総支部長という立場で、また党の資金提供を受けている状況で、他党と交渉をすることはあり得ない。
今の苦しい社会を作っているのは間違いなく自民党。
「足元から変えなければ手遅れになると危機感を感じた」ならば、自民党を打破しないとダメ。
そんな自民党と一緒になって活動することで、社会が改善されるなんて考えることは、明らかな間違い。
考えてと行動が、全くもって矛盾している。
支援者が予想だにしない事態に直面して、ショックで打ちひしがれたり、何とかできなかったかと自責の念に駆られてしまうことも分かります。
しばらく立ち直れなかったり、人間不信に陥る可能性があるので、党としてもフォローが必要。
なので、今井るるさんが非難されることは当然。
党から提供された資金を返還する法的義務も認められるかもしれない。
但し、今井るるさんが、どういう環境の下で頑張ってきたのか、何か事情を抱えていたのではないかという点が気になっている。
岐阜県連の常任顧問だった山下八洲夫氏が、現職の国会議員になりすまし東海道新幹線のグリーン券をだまし取るなどして逮捕、有罪判決となったことで、謝罪行脚とかあったのだろうか。
自分に関係ないことの尻拭いをさせられて、自己肯定感をすり減らしていたということはなかったのだろうか。
そのあと、党はどういうフォローをしてきたんだろうか。
これを放置されていたら、心を病んでもおかしくない。
また立憲民主党って、結構、昔ながらの価値観が結構強く、男性優位な社会の価値観を強要したりしてなかったのかな。
神奈川の県連で、ハラスメントしたとして処分された事例が最近あったけど、あれが各地で常態化してることはないのかな?
また、問題が持ち上がったとき、党本部の対応が煮え切らなかったことを覚えている。
ハラスメントは絶対許せないという価値観は、組織の隅々まで浸透させる必要がある。
岐阜県連の内部や、その支援団体から、ハラスメントにあたるような言動はなかったのだろうか
また、どんな悩み事でも,一人で抱えていたのか、何でも相談できる相手がいるのかで、その心の負担が変わってくる。
対等で、自由に話せる相談相手はいたのかな。
全てを一人で抱えてしまい、弱音を吐けない状況にあったら、孤立を深めてしまう可能性がある。
孤立は視野を狭め、正常な判断が出来なくなる場合がある。
そのような状況に陥ってしまえば、社会を変えるために自民党から出という選択肢という、明らかな「毒」を食べることが良策だと勘違いしてしまうこともあるかもしれない。
行動は最終的にはその人の責任なので、非難されて当然。
また、自民党からでるという選択肢も最悪。
ただね、同じ事が起きないように、今井るるさんの置かれていた環境がどうだったのかはきちんと検証する必要があると思う。