シンポジウム 反貧困の地方財政 自己責任社会を地域から転換しよう!

クレサラ・生活再建問題被害者交流会in埼玉の分科会は「シンポジウム 反貧困の地方財政 自己責任社会を地域から転換しよう!」に参加しました。

講演は、埼玉大の高瑞正幸准教授の「自己責任社会を転換する地方財政戦略」

他国との比較で、日本は社会福祉という必要なところにお金を使わない貧弱な政策をしていると明らかにした上で、福祉は地方自治体の裁量が大きいところなので、地方が独自政策をすることで生活の必要を満たすことができるのではないかという提言がありました。

国からの財政支援が乏しい中で、地方独自で出来ることは少ないという考えもあると思いますが、少ない財源だからこそ、優先的に福祉に向けられるべきだと思います。
今回は、時間の関係で、税制について話せなかったと言うことですので、いつか地元にお招きをして勉強会をしたいと思います。

その後は、パネルディスカッションでした。
多様な話が出ましたが、個人的には、先日行われた講演会に議会のために出席できなかった、滑川町の給食費無償化の話が聞けたのが良かったです。
他にも、北本市議会議員の櫻井卓さんの話も参考になりました。

クレサラ・生活再建問題被害者交流集会 in 埼玉

 昨日は、「クレサラ・生活再建問題被害者交流集会 in 埼玉」に参加しました。

 基調講演は、こころの相談担当 精神保健福祉士 苅田尚晴氏による、「暮らしとこころの総合相談会の存在」

埼玉では、「暮らしとこころの総合相談会」が開かれています。
 法律専門職による解決方法の提示だけではなく、いつでも、何度でも来て相談できる雰囲気のある相談所をつくることで、当事者のペースにあわせた問題解決が出来るという取り組み。
  法律専門職と精神保健福祉士が一緒に相談会を行うことで、生活がしづらい、行きづらい、要領よく世の中を渡りづらいという人たちの特性を理解した相談が行われる。すばらしい取り組みだと思います。

なるべく身近に、安心し、信頼して相談できる場所を作ることとの大切さを、改めて感じました。

会場には、ゆるきゃらの「さいたまっち」がいるほか、書籍の販売やバンド、各地の名産品の販売など様々な催し物も行われていました。

2019年11月4日追記

千葉司法書士会では、不定期ですが、司法書士と心理および精神保健福祉分野の専門家とが同席した、『「こころ」と「いのち」と「おかね」の相談会』があります。
https://chiba.shihoshoshikai.or.jp/info/detail.php?id=140

また千葉県でも、弁護士、精神保健福祉士、臨床心理士等の専門家が複数でお話を伺う、『暮らしとこころの相談会』があります。
こちらも不定期のようです。
https://www.pref.chiba.lg.jp/…/kurashitokokoronosoudank…

埼玉県の『暮らしとこころの総合相談会』は、千葉県と異なり、月2回木曜日開催の常設の相談会になります。
https://www.pref.saitama.lg.jp/…/kurasitokokoro.html

指摘があり始めて知ったのですが、東京司法書士会会の相談会は毎週水曜日の常設の相談会ですね。
さすがです。
https://www.tokyokai.jp/news/2018/07/post-243.html

酒々井町議会の懇親会とコンパニオン

最近、下記ブログが話題となっています。

成田市議会 マイボトル禁止とコンパニオンさん。

> 「千葉県内でコンパニオンさん呼ぶ議会って、他にほとんどありませんよ。なぜ、成田だけ呼ぶのですか。」

成田市議会では、懇親会ではコンパニオンが当たり前のようです。

さて、酒々井町議会はというと・・・・

実は、酒々井町議会でも、コンパニオンさんは当たり前でした。
しかし、私を含めて4人の新人議員が誕生したことで、大きく状況が変わりそうです。

私は、4月の統一地方選挙で初当選し、6月の定例議会の懇親会に初めて参加しました。そこにコンパニオンさんがいて、正直ビックリしました。
「ここは昭和か!」と突っ込みを入れたくなりました。

ビックリしたという話を他の議員などにしていると、違和感を覚えている議員が幾人もいることが明らかとなり(特に新人議員は同じ思いの人が多かった!)、全員協議会の議題になりました。
その全員協議会では意見を聞くに留まり結論まで出しませんでした。
しかし、9月議会の懇親会では、コンパニオンさんをお願いしないことになりました。
おかげで、落ち着いて話が出来るようになりました(^o^)

そもそもコンパニオンさんが何故必要なのか、理解できないんですよね。

知らない女性にお酌をしてもらって何が楽しいのかと思うし、話しかけられると相手をしなければいけないのが煩わしいし、見ず知らずの女性に自分の話をしなければならないほど話し相手に困ってないし、結局コンパニオンさんの話を聞くだけなので、お金を払ってまで仕事(司法書士業)と同じように傾聴しなければいけないのが馬鹿馬鹿しい、などなどの不満が溜まるだけなのです。

「議会改革の最初は、懇親会改革だね」、などと他の議員と言っていたのですが、実現しつつあります。
やっぱり、違和感があれば、おかしいと素直に言うことが大事ですね。
反発もあるかもしれないけど、何もしなければ変わりません。

これからも、一歩でも前進できるように、これからも頑張ります!

「まるごとしすい」は、オープンしてしまいました

9日は、酒々井町地域創造発信拠点施設まるごとしすい開所式に参加しました。

まるごとしすいは、9月定例会で条例案が賛成11、反対4で可決されたため、当初予定の10/9の開所式を迎えました。
私は、反対票を投じました。

その主な理由は、もっと目的を明確にすべきということと、なし崩し的に始めるのではなく、しっかりと計画を立ててやるべきだという点です。

今日の様子を見る限り、特産品、農作物の物販に特化した感じを受けます。
中小企業支援という目的はどこにいってしまったのでしょうか。

仮に物販をメインにするのであれば、場所が厳しいと思います。
アウトレットの駐車場の隣地ですが、その駐車場は建物からであるため、どちらかというと利用頻度が低い駐車場です。
しかも、フェンスがあるため、直接駐車場からまるごとしすいに行くことが出来ません。
表通りやアウトレットの入り口近くにあれば、利用されやすいのですが、現状の場所では車の通りもあまり期待できません。
集客にかなり苦労すると思います。

また、明確な目的が設定されていないため、業務範囲が多岐にわたり、現実的な支援が期待できない点も問題です。
開所式で配られた資料によると、業務の概要は下記の通りです。

(1)施設の管理及び運営業務
・施設の維持管理
・展示資料等維持管理及び更新
(2)特産品開発等推進業務
・特産品の開発及び販路確立
・各種相談業務
・千葉県産業振興センターとの連携
・酒々井町商工会との連携
・酒々井町特産品の展示、紹介、周知活動
(3)創業支援業務
・創業に関する相談業務
・酒々井町商工会との連携
(4)観光案内所業務
・観光情報、地域情報の収集及び発信業務
・観光パンフレットの配布及びポスターの掲載
・レンタサイクルの管理及び運営
・酒々井町レンタルサイクルの会との連携
・酒々井コミュニケーションセンターとの連携
・近隣自治体の観光案内所等との連携
(5)町民及び来訪者の交流促進業務
・施設でのイベント企画及び運営
(6)広報業務
・施設に係る情報発信
(7)その他、まるごとしすいの設置目的を達成するために必要な事業

これだけのことを要求されているのですが、建物は小さく、相談場所はレジ横のオープンスペースになっています。
不特定多数の人が利用するレジ横で、創業支援や特産品開発など各種相談を行うというのは、あり得ないと思います。

職員は、嘱託職員と物販のための臨時職員のみで、企業支援の専門家などは置かれていません。
ちなみに、議会で受けた説明は、嘱託職員1名の他はボランティア団体にお願いすると言うことでした。
ところがボランティアの話はなくなり臨時職員がレジを対応するそうです。
臨時職員を雇う予算は計上されていなかったと思いますが、いきなり補正予算が組まれるのでしょうか?

また、農作物を置くスペース、観光パンフレットを置くスペースだけでいっぱいになってしまいます。
商品を置くスパースが広くないため、農作物に関しては、商工会近くのJA成田市酒々井農産物直売所の方が品揃えが豊富です。
物販をメインにするのであれば、もっと広いスペースを確保すべきでした。
またお客さんが入りやすいように、中が見えるガラス張りのスペースにすべきだったのでないでしょうか。

それから議会では、ホールを会議などに貸し出すとも説明がありました。
1時間200円(町内在住者 町外在住者は500円)でホールを貸し出しするのですが、そのときは農作物や観光案内のチラシは片付けるか、端に置くしかありません。
そんな会議中の建物に観光客が来て、酒々井の魅力を感じて貰える訳がありません。
何が目的か不明確だから、利用方法が矛盾していると思うのです。

このまるごとしすいは、総事業費が約1億1000万円です。
それだけの費用をかけながら、この建物、この利用方法というのはどうなのだろう。

今後の課題は、どのような集客をするのか。
また何をメインにするのか。
また町民が訪れて、「良いよね」と思って貰える施設になるのか。
課題が多いと思います。

なし崩し的に始めてしまうと、軌道修正が難しくなります。
そのため、じっくりと考える期間を設けてスタートするべきだったと思うのですが、既に走り出しました。
何とかアイデアを出したいと思いますが、容易ではありません。
今後の町の取組を注視してきたいと思います。

9月定例議会②

9月定例議会で、色々意見が出ているのはアウトレット隣接、閉鎖したマルシェの隣に出来る「まるごとしすい」

まるごとしすい


実際の建物を見ると、思った以上にどうしようもないと感じる。

委託販売する商品を置く棚

設置・管理に関する条例案が出ており、
 ・特産品開発
 ・創業支援
 ・観光案内
 ・町民と来訪者の交流促進
 ・広報
と色々やるというが、何もかも中途半端!

相談ブース

これ、今のまま始まると、何も役に立たず、赤字垂れ流しの建物になる可能性が高いと思う。

ちなみに、この建物は既に1億円近い予算が投入されています!
半分くらいは国から、半分は町が出しています。
いずれにせよ、税金です。

特産品開発とか創業支援とか、本気でやるんだったら、建物ではなく、人にお金をかけるべきだと思うのだがなぁ・・・・

生かす方策を、というが、一度だらだらで始めちゃうと修正が効かないと思う。
何とかしないと。

9月定例議会①

3日は、9月定例議会初日でした。

今回揉めそうな議案のひとつは、馬橋川整備のための土地購入予算です。
昨年8月臨時議会、9月定例議会に提出され、否決された予算案がまた出てきました。

馬橋川は、H28の長雨により、過剰に仮置きされた再生土が崩れ、水路や暗渠をふさいだため、水が溜まり、馬橋の開運団地に水没の危機が生じるという災害が発生しました。
その解消は必要なのですが、問題はその方法。

暗渠部分は元々、H13年ころに無許可で残土埋立が行われ、H14に県が措置命令を出したのですが、改善されず、今に至っています。この措置命令がでている部分が暗渠になっているので、土地を購入して開渠にすることが必要というのが、町の言い分です。

ところが、購入予定の土地は、暗渠部分に空白地が生じます。
購入予定は、特定の会社が所有権や仮登記を持っている土地だけであり、その他の土地を購入予定としていません。これは、土地購入は暗渠部分の開渠工事のためという言い分と矛盾します。

また町が土地を購入すれば、所有者が自己の費用で無許可残土の撤去が可能となるため、県が代執行する必要性がなくなるとも考えられます。

それから、土地購入の価格の出し方にも疑問があります。
無許可で残土を入れたり、農地法違反で再生土を載せていた土地は、本来は工事業者や所有者が、自己の費用で原状回復する義務があります。
ところが、町は価格の算定を、更地である地目が田の土地の価格を算定根拠としています。上に載っている土砂の撤去費用は考慮していません。
これでは、町が土地の代金を支払い、なおかつ自ら撤去することで、二重の負担をすることになります。

そして、未だに費用総額や工事年数は未定という姿勢を崩していません。

何らかの対策が必要なのは間違いなく、町がきちんとした計画を持ち、購入が必要であれば全ての地権者と交渉し、購入の充てる予算も妥当な金額で予算案を提示すれば、賛成すべき事案だと考えています。

ところが、1年間経っても、他の地権者と交渉していない。
他の方法も検討していないということで、本当にやる気があるのか疑問に感じます。

そもそも、全ての土地を購入する必要があるのかも疑問です。
まず撤去費用を町が負担するからと、土地を寄付してもらう方法が考えられます。
利用価値がなく、毎年の固定資産税の支払いを免れることもできますし、寄付をして身軽になることにメリットがあります。

また、流水機能の確保さえ出来れば良いのですから、土地の地役権の設定や必要最小限の土地取得で十分とも考えられます。

いずれにせよ、疑問点が沢山あるところです。
ただ、今回の一般質問では馬橋川のことを入れていませんでした。
実は、議会前の提出予定議案の説明時に、適切な説明がなかったため、馬橋の予算が入っていることに気がつきませんでした。
多くの同僚議員も同じでした。

とりあえず積み上がっている問題点については、毎回とりあえず入れておくことが必要だと感じました。

この予算案がどうなるかまだ分かりませんが、頑張って参ります。

9・1公正な税制を求める市民連絡会4周年集会

集会タイトル「自己責任社会を変える財政を求めて」
      ~少子高齢化社会からの問いかけ~

日時 2019年9月1日(日)
場所 主婦会館プラザエフ7階「カトレア」 四谷駅徒歩1分

 金融庁が、6月3日、老後に備え、夫婦2人で2000
万円程度の貯えが必要であるとの試算を示す報告
書を公表しました。政府は、全ての世代が安心でき
る「全世代型社会保障への転換」を推進する方針を
示していますが、老後に備え自分で2000万円もの
資産形成に励むことを求める「全世代型社会保障」
とは、どのようなものなのでしょうか。
少子高齢化社会が進み、財政難が強調され、
自己責任を求める声が強まる中で、私たちの生活を守る
ためには、社会保障や財政はどうあるべきなのでしょうか。
みなさんと一緒に考えたいと思います。是非、ご参加ください。

13:00~13:15 総会
13:20~    シンポジウム
1、当事者報告 保団連 中重治氏
        FREE(高等教育無償化プロジェクトメンバー)
 13:45~14:45(60分)
2、基調講演 「全世代型社会保障と自己責任社会を考える」
   講師   後藤道夫氏
   略歴 1947年福島県生まれ。一橋大学大学院単位取得。
   専攻は社会哲学・現代社会論。ここ十数年、現代日本の
   「構造改革」とその背景を中心に研究。
   都留文科大学名誉教授、他
(休憩15分)
15:00~16:30(90分)
3、パネルディスカッション
  パネラー
  後藤道夫氏(都留文科大学名誉教授)
  小野 浩氏氏(きょうされん常任理事・(社福)ウィズ町田理事長)
  明石順平氏(弁護士)
  杉谷剛氏氏 (東京新聞記者)
  宇都宮健児氏(公正な税制を求める市民連絡会共同代表)
  コーディネーター 竹信三恵子氏さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
4、公正な税制を求める市民連絡会の提言(15分)   猪股正(弁護士)

新人議員研修3日目

29日は、新人議員研修の3日目でした。
給食センター、こども課、教育委員会、上下水道課について、業務内容を聞き、各議員が質問をしました。

尾上浄水場の中も見学させてもらいました。

酒々井の井戸は、10本あるが、2本が仮で、8本が永久だとのこと。また、現在は利根川水系の水も混ぜているそうです。
八ツ場ダムが出来た後は、2本の仮井戸が使えなくなってしまうので、今まで以上に県から購入する必要が出てきます。
井戸は水量や地盤沈下の問題もあるだろうし、不意に枯れてしまった場合に対応できないというところもあるので、安定した水の供給という意味では、複数の水源があった方が良いのだろうが、必要量の確保という点から考えると、費用対効果の面でどうなのかなと思うところ。県で一律にやろうとするから、各自治体毎に違う結論になるのだろうけどね。
色々考えることが多いです。

開票の立ち会い

選挙の開票立ち会いをしてきました。
9時から開票が始まり、12時半過ぎに集計結果の報告が出て終わりました。

結果は、酒々井町のHPにアップされています。
https://www.town.shisui.chiba.jp/…/se…/2019_sangiin/sokuhou/

同じ記載の束が回ってきて、中身を確認する単純作業が続くのですが、3つの束で、他の記載分が紛れ込んでいるのを発見しました。
ただ、名前を一枚一枚ペラペラとめくりながらちゃんと確認するので、その分、他の人よりも遅いようで、早くならないかと文句を言われました(:_:)
立ち会いの仕事って、中身をきちんと確認するのか、見たという形式を整えるためなのか、何なんだろうなぁとか思ったりもする。
このあたり、司法書士の立ち会いな気分だわ。

終わってから、職員の方々は片付けを始めるので、何時までやるのだろう。遅くて申し訳ないことをしたのかなと考えてしまう。
ともかく、お疲れ様でした。