3月議会便りを作成しました。

3月議会便りを作成しました。
統一地方選挙前のためか、印刷に時間がかかるようです。
web掲載用のためデータを縮小してあり、画像が粗くなっています。

一般質問以外の掲載内容を、下記に記載します。

酒々井町でも「#学童落ちた」

Twitterで、小学生の子どもを持つ保護 者が「#学童落ちた」というハッシュタグをつけて、自らの体験談を投稿し、社会 に波紋が広がっています。 酒々井町も例外ではなく、酒々井小・大室台小ともに、「#学童落ちた」保護者がおり、仕事と子育ての両立に苦悩しています。特に、大室台小 の学童は、本来の定員90名のところ、指導員不足のため定員60名の募集となっており、狭き門となっています。

授業終了後に子供を預かる「学童保育」は、共働きの家庭には不可欠の存在です。酒々井には、学童は4箇所 (酒々井小・大室台小・昭苑・BEAR BEE)ありますが、それぞれ特徴があり、また仲の良いお友達と一緒のところが良いという子どもの気持ちも大事なため、どこでも良いというわけではありません。早急に、希望者全員が入れる体制を整える必要があります。

出産・子育て応援給付金(妊娠5万円・出産5万円) 1000万円

酒々井町では、令和2年度から、コロナ交付金を使って新生児に10万円給 付する事業を行っていました。これか らの新生児等への給付は、出産・子育

て応援給付金へ移行します。なお、流産・中絶の場合も妊娠5万の支給が可能であり、双子の場合は、妊娠5万・出産5万×2の15万になります。

高校生の医療費助成が始まります 93万

酒々井町の子ども医療費助成制度は、中学3年まで したが、令和5年8月から、新しく高校生等の入院費 の助成制度が始まります。但し、償還払いのため、窓 口で自己負担分を全額支払う必要があります。

産後ケアの支援メニューに「宿泊」が追加

出産後の体調不良や育児不安があり、家族などから産後の協力を得ることが難しい家庭への支援は、助産師の訪問支援だけでしたが、要望が多かった宿泊支援が加わります。

学校薬剤師の報酬改定

学校薬剤師の報酬が、近隣市町より安価過ぎるため、現在の年額5万円から8万円に増額されます。

※学校薬剤師
学校保健に携わり、子どもたちの快適な教育環境を守ります。薬品類の使用や保管等にとどまらず、健康相談や保健指導、学校環境衛生(採光、照明、換気など)の維持管理に関する指導・助言者としての職務などが義務づけられています。

給食センターの今後のあり方について

議会最終日に、学校給食センターの今 後のあり方に関する検討状況の説明がありました。方向性として、 (1)大規模改 修の実施、(2)新築移転の実施、(3)近隣市町との共同処理の実施、(4)その他 (お弁当など)があるが、まだ検討を進めている段階だそうです。
酒々井町の給食は、地元の素材を使い美味しいと評判なので、町内で作る体制は維持して欲しいと思います。

保健センター改修のための設計費用 2178万

昭和 59年 3月に建設され、老朽化した保健センターを 改修するために、設計業務を委託します。

町民体育館・酒々井小プールの解体が決定 610万円

老朽化のため壁面が落下するなど危険な建物であっ た町民体育館(写真左)・酒々井小プール(写真 右)の解体が決まりました。本予算でR5年度に解体 設計を行い、R6年度に解体工事(5820万予定)を します。

墨古沢遺跡保存整備事 約8031万

国指定史跡となった墨古沢遺跡について、今後の保存・整備・活用に向けた保存整備事業を進めるための予算です。

周知普及のための講演会、整備・活用を検討するための整備活用委員会などもありますが、最も大きな予算は、史跡隣接地の公有地化です。今後、施設建設が予定されていますが、その総額も、毎年の維持管理費も不明です。少子高齢化・人口減少社会を迎えるこの時代に、町の福祉に寄与しない施設に、莫大な予算を使うことはあり得ません。国指定史跡に相応しい施設にする考えのようですが、単なる見栄えに使う予算は、この町にはありません。町には建て替え又は大規模改修が必要な施設が、給食センター、中央保育園、岩橋保育園など沢山あります。予算は必要な施設につぎ込むべきだと思います。

中川調節池整備のための用地購入 約8093万

上岩橋地先に設置予定の中川調節池を整備するため、用地購入予算です。

議会では、本予算を削除する修正案が出されました。私は、以下の理由から修正案に反対しました。

①中川調節池は、以前から計画されていたものであり、必要性が認められる。
②別の計画である集団移転は10年20年という長期間で考える政策であり、数年で完了する調節池と複合的に進めるべきである。
③交付金充当率70%という有利な地方債が使えるタイミングを逃すべきではない。
④③の地方債は令和7 年度までのため、予算を否定して無駄な時間を費やすべきではない。
⑤今回の予算は用地購入などのためで あり、修正理由である事業の中身については、後日精査することで足りる。

なお、本予算を削除する修正案は、私を含む11名 の反対で否決され、当初予算が成立しました。

スクールバス 約1396万

酒々井小学校の遠距離通学を支援するスクールバスは、現在は、馬橋、墨、伊篠2カ所の計4台が運行しており、ほぼ定員いっぱいの児童が利用しています。下岩橋地区からもスクールバスの要望があるため、導入を検討して頂きたいと思います。

空き家対策事業 約500万

空き家実態調査を行い、空き家等対策計画の見直し を行います。今後の空き家対策に必要なため、しっか りと調査し、計画策定をして頂きたいと思います。

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